退職祝メッセージ
退職祝メッセージは、いざ考えるとなかなか気の利いた文が出てこないものです。退職祝メッセージは、退職する方の第二の人生の門出となる文章ともなるので、本当に迷ってしまいます。
そこで、さまざまなメッセージをご紹介したいと思います。どのメッセージも、完結にまとめてあるので、明日から使用することができますよ。この退職祝メッセージと、自分なりの言葉を添えてみてくださいね。
定年退職をする方へのメッセージとして、
「ご定年おめでとうございます。 長年にわたりご指導をして頂き本当にありがとうございました。 ○○部長の今後のご健康をお祈りいたします。」
「○○部長、これまで本当にお世話になりました。これからの○○部長の人生に刻まれていく時間が、素晴らしいものでありますように、祈りをこめてこの××を贈らせていただきます。」
「○○部長、長い間本当にありがとうございました。 ○○部長の第二の人生をお祝いし、この××を贈ります。」
退職する方が、再就職をする場合はまた少し内容が変わっていきます。ぜひこちらを参考にしてみてください。
「退職されてから××週間ばかり経ちましたが、○○部長の存在はとても大きく、部内はとても静まりかえって活気が出ません。○○部長の明るい大きな声と笑顔が懐かしく思い出されてきます。 長年にわたってご指導いただきましたことを肝に銘じ、これからも現場で生かしていきたいと思っております。 ○○部長の今後のご活躍を期待しております。」
「○○部長、長い間お世話になりました。 これからは××されるとのこと喜ばしい限りでございます。くれぐれも健やかにお過ごしくださいますよう心からお祈り申し上げます。」
再就職をする場合の退職祝メッセージは、相手の「今後の活躍を期待している」と入れると良いですね。
退職祝メッセージには、このほかにもいろいろあります。インターネットではテンプレートになって公開されているのですが、テンプレートになっているものだけではどうしても味気ないメッセージになってしまいます。このテンプレートや文例集などは飽くまでも参考するだけにしましょう。
そして、今までありがとうございました、という気持ちを持って書いたメッセージは、多少崩れてしまった文面であっても、その気持ちはしっかりと伝わるものなのです。
ぜひ、退職祝メッセージはテンプレートだけではなく、オリジナルの「ありがとう」を伝えてみてはいかがでしょうか。
退職祝ののし
退職祝のしの書き方は、退職祝のプレゼントと同様に迷ってしまいます。はっきりとした退職祝のしを書くためにも、ぜひ退職祝のしの書き方をしっかり学んでみてはいかがでしょうか。
退職祝のしの書き方をいくつかご紹介したいと思います。
定年退職の場合の熨斗は、「祝 定年御退職」あるいは「御引退記念」と書きます。
自分から会社の役員を退いた方への退職祝のしは、「御勇退記念」「記念品」などの書き方をします。
もし、退職祝のプレゼントにお金を渡す場合は、「御餞別」「御定年御祝」と書くのが一般的になります。
定年退職ではなく、会社を退職する場合の退職祝のしは、「祝 御退職」「御祝」と書くようにしましょう。
また、「御礼」もあまり堅苦しくないので、こちらを使用しても良いですね。
退職祝いに使用するご祝儀袋ですが、水引には赤と白の蝶結びになっているものを選びましょう。表書きには、御祝などを書きます。この赤と白の蝶結びになっているご祝儀袋は、文房具屋さんやコンビニなどで購入することができますよ。
最近のご祝儀袋は可愛いものも多く販売されているので、ぜひいろいろチェックしてみてくださいね。
退職祝のしの書き方はそれぞれありますが、会社で使用する場合はいろいろ相談してみると良いかもしれません。定年退職と、そうでない場合でパターンが変わってくるため、TPOにあわせた熨斗を選びましょう。
そして、退職祝のしを無事に選んだら、今度は渡すときの「一言」を考えてみましょう。この「一言」は、メッセージ同様にとても喜ばれます。定年退職をされる方は、日本の経済を支えてきた方ばかりです。長い方であれば、40年近く会社で頑張ってきたという方になるので、この一言もしっかり伝えましょう。
この退職祝のしを渡すときの一言をいくつか紹介したいと思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「どうもありがとうございました。」
「また、いつでも遊びにきたくださいね。」
「頑張ってください。」
「これからも、お体に気をつけてください。」
など、さまざまな一言があります。ですが、あらかじめ考えていた一言も、いざとなると忘れてしまうこともあります。これらの一言は参考にしておいて、当日自分の口から出た一言を伝えてみるのも良いかもしれませんね。
退職祝のしの書き方同様に、退職祝いにはさまざまなマナーやルールがあります。ぜひこの機会に、きちんとした退職祝いのマナーを学んでみてはいかがでしょうか。
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